いつかはやらねばと思っていても、どこから手をつけていいのか分からず、結局先延ばしにしている人が多い相続対策。しかし、残された家族や子どもに迷惑をかけたくなければ、とにかく早めにやるのが肝心です。本書は、ToDoを明確にした実践的な説明で、ステップ通りに取り組めば、最短5日でひととおりの相続対策ができるように作られています。知識のない方でも、まるで隣に税理士がついてくれているかのようにスムーズに遺産分割や節税のプランニング、遺言書の作成まで完了できます。思い立ったが吉日。ぜひ、本書で相続対策をやってしまいましょう。たった5日でできるのですから。
序章 相続準備せずに亡くなると、残された人は「地獄」
・手続き地獄
・争族地獄
・税金地獄
・最短5日の相続対策で、死後も永遠に子どもに感謝される
基本編
1日目 「財産」をリストアップ
・「預貯金」の情報を書き出す
・預貯金以外の金融資産を書き出す
・所有している「不動産」の情報を書き出す etc.
2日目 「情報」を整理する
・「お金に紐づく情報」を整理する
・「デジタル情報」を書き出す
・「訃報」を届けたい友人・知人を簡単リスト化
・「葬儀」や「お墓」の希望を書く etc.
3日目 「相続税」を確認する
・生まれてから今までの戸籍謄本を集める
・「法定相続人」を確認しリスト化
・財産の合計額を計算、相続税がかかるか確認
・相続税のおおよその額を計算
4日目 「分け方」と「節税策」をプランニング
・「不動産」について考える
・「分けにくい不動産」がある場合の考え方
・どう分けると「節税」になるか知る
・財産を仮に分けてみる
・節税方法を検討する「生前贈与」「生命保険」「不動産」 etc.
5日目 「遺言書」を書く
・「遺言書」の種類を知る
・「自筆証書遺言」を書く
・「公正証書遺言」はここに気をつける
発展篇 気をつけるべきケーススタディ
・売れない、使えない「困った不動産」がある
・「借地権」を持っている土地がある
・自分で会社を経営している
・「教育資金一括贈与」「住宅取得資金贈与」を検討している
・余命がわずか…でもできる「相続税対策」
・子どもがいない夫婦が気をつけること
・法定相続人以外に財産を残したい人がいる
コラム:対策しないとこうなる相続地獄ストーリー
・妻が必死でためた「へそくり」が脱税疑惑に?
・本当は超恐ろしい「テキトーな贈与」や「タンス預金」
・熟年再婚で思い出いっぱいの実家が他人の手に
・平等に分けてもきょうだい間で争い勃発
著者名: | 板倉 京 |
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出版社名: | ダイヤモンド社 |
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ISBNコード: | 9784478120842 |
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発売日: | 2024年12月05日頃 |
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